少年野球のノック効率をあげる練習法

少年野球や部活などでは、効率よくノック練習をやりたいものですね。通常、多くのチームでは、内野の各ポジションに選手が入ってノックをしていると思います。

 

ノック効率

 

ですが、選手4人に対してノッカーは誰か一人になるので練習効率が悪くなってしまいます。選手にしても練習の合間に時間が空きすぎると、集中力も切れてしまいます。

 

 

そこで、各ポジションにつく距離と同じ距離を取って、多くの選手が同時にやるようにするのです。つまり距離を22m、25m、30m×2の4か所に分かれて行うようにするノック練習になります。

 

 

この距離の持つ意味は、サードは3塁ベースよりも1mくらい前を守るため、22m前後の距離になります。

 

 

ファーストは1塁ベースよりも1〜2m後ろを守るため、25m前後。セカンドやショートが深く守ると、およそ30mくらいになります。深めのシフトを敷くと、ランナーがいる場合の捕球練習にもなりますね。

 

 

距離を決めるには、1,3塁間を基準にすると素早くラインが描けます。そして、ノック練習の進め方ですが、横に4か所の距離ごとの位置を作り、そこに選手4〜5人くらいつき、ノッカーの横に捕球役が付きます。

 

 

1か所に付き、各選手が7〜10回捕球し、そのうち3〜4回は実戦同様に素早く送球するようにします。残りの回数はワンバウンドで返球。

 

 

このようにすれば、全選手が効率よくノックが出来ます。また、何球かしっかり返球させることで、実戦的な動きも身につけることが出来て、守備の練習効率が大きくあがります。

 

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