内野フライの打ち方

野球のノックで内野フライを上げるのは結構難しいものですね。力を入れすぎてしまうと、ドライブしたり、外野の方まで飛んで行ってしまいますし。

 

内野フライ

 

その為、力加減は3〜4割くらいの軽い力で打てば十分に内野フライを上げることはできます。その際にバットをボールの下側に入れれば、自然と内野フライは上がります。

 

 

また、内野フライは遠くに打たなくていい分、外野フライのトスよりも高い位置に上げる必要があります。基本的にはトスは、頭上に上げるキャッチャーフライと外野フライを上げる位置の中間の額当たりを目安にしてトスを上げて打つようにするといいです。

 

 

そして、外野フライを打つ場合は、インパクトしてから体重移動を前に行くようなイメージで打ちましたが、内野フライは、ボールを打つ時に下からトスをのぞき込むようなイメージで打てば、フライは上がりやすくなります。

 

 

但し、体重移動は外野フライの場合と違います。その場で右足に重心を置くようにして、下からのぞき込むように打つのが内野フライの打ち方のコツです。
特に少年野球の指導者の方で、経験が少ないとノックで内外野の狙ったところにフライを上げるということは難しいでしょう。

 

 

ですが、内野フライは上記のトス、力の入れ方、ボールを打つ場所、体重移動といった4つのポイントがあるので、これらを押さえて練習すれば、効率よくちょうどいい内野フライが打てるようになれる筈です。

 

 

何より、下からすくい上げれば打球が上がるというものではなく、ボールの下の部分を叩くことによって伸びのある打球を飛ばせるようになります。
こういう実戦に近い打球を追わせるのが一番の守備の練習になります。

 

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